数字で見る自分の体の動き
ここ数年でスマートウォッチが急速に広まりました。
どのくらいの人が所有しているかは、調査によってずいぶんバラつきがある気がするのですが、肌感覚では、地下鉄に乗った時は半数近いと感じる時があります。一方、普段の買い物では1割くらいの人かなぁと感じたりします。
iPhone利用の方のほうが多い気がします。
最近は見た目がそっくりでもApple Watchではない時があるので、あくまでも感覚です。
私は、Series6から使っています。
最初は、管理される感じが好ましくなかったですが、ずっと歩数や距離を記録し続けている時計に愛着を持つようになりました。シニアこそ、健康管理に積極的に使うと良いと思うようになっています。
機能が多いのですが、セルフケアに関しては、主に3つの機能で使っています。
ウォーキング+ランニングの距離
自動で記録されているのが楽
20年ほど前にジョギングを始めました。
その頃は、2㎞のコースを一周走ったとか、二週走ったとかで距離を把握して、ノートに書いたり、「ジョグノート」というアプリが出来てからはそれに記録したりしていましたが、自分が書き忘れたり、間違って書くこともありました。
アップルウォッチにしてからは、iPhoneで確認するだけです。
ランニングや、マラソン大会からも離れて、ゆっくりジョギングしたり、歩いたりの日常ですが、何年分も記録が残っています。
このお任せな感じがシニア向きです。
自分での忘備録ということだけでなく、健康相談をするときなどにも役立ちます。
スタンドリマインダー機能
「スタンドの時間です。立ち上がって1分ほど動きましょう」
立ち上がれないお仕事の方は困る場合もあるでしょうけれど、私はこの機能が好きです。
ずっと同じ姿勢で座っていたなとか、反省することが多く、できるだけ、立つようにしています。
時計に愛着を感じてくると、ブブブッという振動も優しく感じるから不思議です。
肩をトントンたたかれて、「ねえ、そろそろ立つ時間だよ」と言われている気分です。
余裕があれば、軽くストレッチします。
マインドフルネス 呼吸
呼吸を整え、気持ちも整える
深呼吸を促される通知なのですが、どういうタイミングで促されているのか、よくわからないのですが、これも好きな機能です。
存在感の薄いアプリらしいのですが、現代人はとても必要で、ぴったりなアプリではないでしょうか。
深呼吸開始ができなくても、深呼吸するんだったと意識するだけで違います。
朝起きた時、散歩のとき、仕事が終わったとき、深呼吸を意識していれば、時々は実行することができます。
それで、少しでも心が整ったと感じたら、深呼吸のタイミングをつかんだり、落ち着く手段として使えるようになります。
最近は、アップルウォッチやスマートウォッチ外来というものがありますね。
時計の心電図記録の機能を使って、病院で相談できるのは良いですね。
また、ひどく転んだ時、SOS緊急通知をするかどうか聞いてくれる機能があるのも助かります。
初めは、スマートウォッチを使いこなすのは、とても難しいのではないかと思いました。
でも、一つずつ覚えていけば、慣れます。自分が便利だと思う機能から覚えればよくて、何でもできるようにならなくていいと思います。
何か新しいものを使うときは、使い方をともに、止め方も同時に覚えましょう。
例えば、タイマーやアラーム、使うときは止める時の方法も覚えましょう。
簡単なのですが、音がしたり、振動してたりすると、焦りますよね。